裾上げのコツ *洗濯の縮みはどう考える?*
裾上げの長さの基本は床スレスレ。長すぎず短すぎず収まりの良い長さです。
靴を脱いた状態で、床スレスレにする。この長さが目安の一つです。
普段からブーツやヒールを履かれる方であれば、長めの裾上げの方が似合いますので、その場合はご自身の靴に合わせたて長めの裾上げをするのが良いですね。
洗濯による縮みの程度
デニムは生ものですので、ジーンズ一本一本で縮みかたは違います。
国産高級ジーンズの専門ショップ「桃太郎ジーンズ」さんに伺ったところ、洗いをかけて、縮みを出してから裾上げすることを薦める、とのことでした。
洗濯すると基本的にどの商品も返品ができませんので、先に試着をしてサイズチェックをし、通販で買ったのであればサイズ交換などを済ませてサイズ合わせをしっかりしておきます。
ただ、防縮加工(ぼうしゅくかこう)が施されたジーンズの場合は、製品が完成する前に最低一回は生地を洗っています。この防縮加工がされたジーンズは基本的にはそんなに極端には縮まないそうです。ジーンズを買うときにはお店の方に縮みがどれくらいになるか聞いておくのがよいですね。
裾は切りすぎると元に戻せませんし返品もできませんから、余裕を持って長めにとっておくほうが良いです。
まとめ→少し余裕をもって裾上げしてもらう
特に国産の高級なジーンズ(プレミアムジーンズ)を買う場合は、ほとんどのメーカーで再裾上げもやってくれます。洋服に合わせて、加工してもらうのも楽しみのひとつです♪余裕を持って裾上げするのがいいですね。
基本的に再裾上げは往復送料が自己負担ですが、メーカーに電話をすれば受け付けてくれます。
前述の桃太郎ジーンズさんの場合ではユニオンスペシャルミシン43200Gとヴィンテージジーンズ専用の綿100%糸を使ったチェーンステッチによる裾上げが保証されていますので、安心です。
また、裾が長い間の楽しみとして、ロールアップして桃色のセルビッチを見せる履き方もカッコいいのでおススメなんです。まずは余裕を持って裾上げの長さを決めましょう。
裾上げをお店でいきなり頼むのが怖い場合は、通販購入がオススメ!
お店に出向いてジーンズを買う場合、その場で裾上げを頼んでしまうことがほとんどです。そうなると、ゆっくりとひとりで試着をしないまま、裾上げ=返品不可能になるので、怖くてなかなか購入を決められないという方も多いと思います。
そんなときこそ通販購入がオススメ!ショップで見てきたものを通販で購入し、ゆったりと家で試着をします。そのジーンズを履いて普段どおりの生活をしたり、色々な靴を合わせたりして購入を決心してから(履いただけであれば返品できます)、自分で丈を決めて裾直しを頼みましょう。ショップへ送り返す送料がかかりますが、お店で軽く履いただけのジーンズを裾上げして返品不可にしてしまうよりは、ゆっくり自宅で決められるので、失敗が減ると思います。